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2016.11.27 編集長コラム

ものまね大好き

ものまね」って面白いですよね。

 

漫才、コント、ピン芸、大喜利、モノボケ、フリートーク、ひな壇トーク、リアクション芸、などなど、お笑いの世界ではさまざまなジャンルがあって、それぞれのジャンルで日々新しい芸が生み出され、より洗練された、より面白いものが次々に出てくるものなんですが。そんな中でも、ものまねというのだけは、ちょっと特殊な、別の分野みたいなところがある気がします。

 

ものまねを専業でやる人もいれば、ものまねも普通のネタもやる芸人もいる。また、ものまねだけはそれを専門でやる劇場やショーパブのようなものも存在している。お笑いではお客さんを笑わせなくてはいけないけれど、ものまねでは必ずしも笑わせなくてもいい。「似てる!すごーい!」でもいい。というような感じで、ものまねというのは本当に特殊な、独自のポジションに位置しているジャンルだと思うわけです。

 

お笑いには結構浮き沈みがあって。何らかの形でいったんブームになると、各局にネタ番組が乱立したり、一部の芸人は一気にアイドルみたいな扱いで爆発的な人気を得たりする、ということがあったりします。一方、ものまねは、そんなに流行ることもないけれど、廃れることもない。ものまねの特番は定期的にずーっと作られ続けている。「ものすごく盛り上がることもなければ、ものすごく廃れることもない」、そんな不思議なジャンルなんですね。

 

先日、『ものまね王座決定戦』が放送されてまして。ものまね番組はたくさんあるんですが、今田耕司さんと東野幸治さんがMCを務めるフジテレビ系のこの番組は、MCと出演者の絡みも面白く、とにかく毎回盛り上がる。今回も見どころがたくさんありました。

 

個人的に期待していたのは、山本高広さんが『IQ246』の織田裕二さんのものまねをしてくれるんじゃないかな、ということでした。ところが、残念ながら、今回はそれを見ることはできませんでした。

 

『IQ246』の織田裕二さんのすごさって分かりますかね?

 

私は普段ドラマとかをそんなに見るほうではないんですが、たまたまテレビをつけてそれを見たときに衝撃を受けました。ドラマに出ているあの織田裕二さんが、「出来の悪い田村正和のものまね」みたいなヘンな感じでしゃべってるんですよ。私が共演者の俳優だったら、笑いをこらえきれなくてNGを連発していた可能性があります。完全に「笑ってはいけない織田裕二」状態。「松本、アウトー」なんですよ。

 

山本さんにはぜひあれを真似してもらいたかった。ただ、本物があまりにもネタとして完成されているので、それを真似しても本家の面白さを超えられない、という可能性はあるかもしれませんね。

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ラリー遠田
ラリー遠田

我らがオモプラッタ編集長、お笑い評論家「ラリー遠田」!

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