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2018.01.28 編集長コラム

不倫報道、もうええわ!

音楽プロデューサーの小室哲哉さんが、『週刊文春』で不倫疑惑を報じられたことを受けて、記者会見を開いていました。そこで引退を発表したところ、世間ではこれを報じた『週刊文春』への非難の声が高まっています。

 

一昨年あたりから、『週刊文春』では有名人の不倫が立て続けに報じられて、話題になっていました。初めのうちは世の中の人もそれを楽しんでいて、大いに盛り上がっていたように思います。でも、小室さんに関しては、ご本人が奥さんの介護で精神的に披露していたり、自分自身も病気を抱えて苦しんでいることなどを率直に明かしたことで、同情論がいつになく高まることになりました。そして、批判の矛先が『週刊文春』の方に向けられたのです。

 

この一連の流れを見ていて、私は何となく「漫才みたいだなあ」と思いました。『週刊文春』がボケ担当で、世間がツッコミ担当と考えると、このやりとりのすべてが漫才のように見えてきます。

 

「不倫報道」は、最初のうちは何度やってもウケる鉄板のギャグでした。特にベッキーのときなどは最高でした。ドカンと大きな笑いが起こり、時代の変わる音がしました。昨年の『おもしろ荘』でブルゾンちえみさんがキャリアウーマンのネタを演じたあの瞬間、『キングオブコント』でにゃんこスターが縄跳びのコントを披露したあの瞬間と同じです。不倫報道はボケとして空前絶後の破壊力を持っていたわけです。

 

そして、しばらくは、同じボケをこすっていてもウケ続けることになります。最初のインパクトにはかなわなくても、それなりにはウケるし、盛り上がるのです。

 

でも、同じことを何度も何度もやっていれば、そのうちお客さんに飽きられてしまいます。とっておきのつもりで繰り出した小室哲哉さんの不倫報道はダダスベリ。ここで世間がようやくツッコミをいれたのです。

 

「もうええわ!」

 

同じボケを重ねて、重ねて、重ねまくったあげく、この漫才はツッコミの一言でようやく終わりを迎えました。

 

ただ、これはあくまでも例え話であって、週刊誌が不倫報道から手を引くということは今後もしばらくはないでしょう。ボケ担当の人間は何がどうあってもボケ続けるのが仕事です。ツッコミ担当の我々としては、その都度ボケの質を見極めて、笑ったり、スカしたり、たしなめたり、ツッコんだりしていくしかないのです。

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ラリー遠田
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我らがオモプラッタ編集長、お笑い評論家「ラリー遠田」!

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