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2017.06.11 編集長コラム

好きな芸人・嫌いな芸人ランキング

『日経エンタテインメント!』(日経BP社)という雑誌では毎年「好きな芸人・嫌いな芸人ランキング」というのが発表されています。2017年7月号で今年の結果が発表されていました。今回の調査対象は25~54歳の男女。「好きな芸人」のトップ3は以下の通りでした。

 

1位 明石家さんま
2位 サンドウィッチマン
3位 ブルゾンちえみ

 

1位のさんまさんはすごい、そして2位のサンドウィッチマンももちろんすごい。でもやっぱり、何と言っても特筆すべきは、ブルゾンちえみさんが初登場でいきなり3位にランクインしていることです。ブルゾンさんの人気というのは本当に特別なものがありまして。この感じの人気、この感じの売れ方というのは、これまでのお笑いの歴史になかった珍しいパターンなのではないかと思います。

 

出てきたばかりの若手芸人が、いきなりここまで支持されることってあんまりないと思うんですよ。だいたいの人は、実力をちょっとずつ見せていって、ちょっとずつ支持を伸ばしていくものじゃないですか。それに、あまりにも勢いよくドーンと行ってしまった人は、最近では「一発屋予備軍」みたいな烙印を押されて、ネガティブな印象を持たれてしまうところもありますよね。

 

でも、今のところブルゾンさんにはそういう気配がない。いい感じで出てきて、いい感じで愛されて、いい感じでその人気を保っている、という完璧な流れに乗っているような気がします。

 

特に、ブルゾンさんは女性の支持率が高い。同じように女性の支持率が高い女性芸人として、渡辺直美さんがいますが、直美さんの支持者はどちらかというと10~20代の若い人が多い印象があります。一方、ブルゾンさんは、若い人だけではなく、アラサー、アラフォー世代の心もがっちりつかんでいる。お笑いにそれほど興味がないような人たちまで巻き込んでいるような勢いを感じます。

 

ブルゾンさんの何がいいかってよく聞かれるんですけど、まあ、はっきり言って、全部いいですよね。ネタがいい、曲がいい、3人組なのがいい、顔がいい、スタイルがいい、服装がいい、メイクの感じがいい、声がいい、しゃべり方がいい。現代を生きる女の人たちが潜在的に求めていた理想のキャラクターみたいなものがあって、そこにポーンと飛び込んできたような感じ。

 

「年の前半でブレークすると後半がキツい」などという俗説もありますが、いやいや、ブルゾンさんはまだまだこんなもんじゃないと思うんですよね。後半もこの勢いは止まらないんじゃないでしょうか。

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ラリー遠田
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